語り部日報:2000年08月03日号

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語り部日報:2000年08月03日号

日刊TRPG総合メールニュース 語り部日報:2000年08月03日号
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ちょっと一言
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 猫は冷房に弱い。パソコンは冷房がないと落ちる。人間はあってもなくても
平気なので、困ったものです。


■ 連載! JGC2000 (#19)
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          会場:東京ホテル浦島・晴海客船ターミナルホール4F
                  日時:8月25(金)・26(土)・27(日)
            ホームページ:http://www.arclight.co.jp/jgc/
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 JGC……ジャパン・ゲーム・コンベンション。
 それはアナログゲームの集う、夏の熱い祭典。

 発行者sfさんのご好意により、この語り部日報でJGCのプレビューとして、
関連情報を掲載させていただいています。
 参加申し込み、どんなイベントがあるかなどの情報は、オフィシャルホーム
ページで公開中!( http://www.arclight.co.jp/jgc/ )
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 今日の執筆は特別ゲスト!
 '99でいっしょにアルバイトに参加していた、 K島くんの体験記です。彼
は昼の暑さ(熱気?)に耐えながら立哨していたので、わたしとは違う定点観
測の視点から体験を語ってくれると思います!
 ちなみに、#マークはわたしの合いの手、突っ込み、フォロー、ちゃちゃそ
の他です。

●JGC'99レポート編
 昼編1 一番暑くて長い日

 一日目

 JGC当日。アルバイトスタッフとして、参加者の人達より一足先にホテル
浦島に到着したぼくらは、なんとゆーか、のっけから会場準備で大忙しだった
はず。
 たしか、菊の間の机の整理やらなんやら、最初にそこを開会式に使う事考え
てなくて、それを開会式用にセッティングする為に、結構動いたんじゃなかっ
たかな?

# いきなり忘れてるね(^^;;

 で、気がついた時には、なんかホテルの前に大量の同士諸君……もとい、宿
泊参加者達がひしめいていて……
 当然の事ながら、さっそく行列整理に駆り出された、と。
 ぼくは主に二階の本部受け付けに繋がる階段で、受け付け前に間違えて上に
あがったりする人達に、「会場の整理が整うまで待ってください」と呼びかけ
ていたんだけど……
 なんか、凄く物分かりがよかったな、参加者の人達。
 質問も
「開場、何時頃になりますか?」
 ってなものがほとんどだったし。
 理由を説明したらあっさりと了承。さすがというべきかなんというか、
「じゃあ、もうちょっと待ちます」
 との一言で済ます人が妙に多い。

# どんな人が来ると思ったんだ(^^;;;

 そういえば、よく見てみると、訪ねてくる人の何人かは去年や一昨年の JGC
の参加証などを身につけていたりしていた。こだわりだろうか?

 無事に会場内の整備も終わり、参加者の人達が開会式の開かれる菊の間に集
まり出した頃、ぼくはというと……
 物販スペースに問題があったかなんかで、そこに一日目は誰も入れないよう
にしてと言われ、入り口で門番になる。
 そこに歓声。
 たしか、鈴木銀一郎先生の宣言とかで、異様な盛り上がりになっていたよう
だけど、残念ながらぼくはそれを聞けなかった……仕事があったから。

# わたしも残念。

 その後は、ぼくはずっと物販スペースの警備。
「今日は買い物出来ないんですか?」
 って質問に、そうです、すみませんと、事情を説明したりしていた。
 そうそう、この時、本部受け付けの方だかに呼ばれて十数秒警備を開けたら、
その間に虹の間に入り込んで、販売物にかかってるカバーをじっと睨むように
見つめている人がいた。すぐに出てってもらったけど。

# 入りこんじゃダメですよ。


 二日目

 朝から当日参加者の人員整理と受け付け業務。時々、
「なんのイベント?」
 と聞いてくる一般人の反応が妙におかしい。

# この通り、一般のお客さんも混じっているんです。
# みなさんもご理解ください。

 当日参加者が入り込み始めた頃、虹の間の入り口封鎖に回されるぼく。
「物販、まだですか?」
 と聞いてくる人の、なんと多い事か。
 どうやら、そーいう人達の一番の目的は「黄金樹の守護者」らしい。気持ち
はわからんでもないが。

 物販スペース開放まで、入れかわり立ち代わりしながら何人かで内部の手伝
いをする。
 ちょっとした偶然とかで入り口にスタッフがいなくなると、すぐに入り込ん
でくる参加者達。中には既に品物を手に取ってる人もいたりして。素早い。
 そして、虹の間開放と同時になだれ込む参加者。あっと言う間に人で埋め尽
くされて、異常に熱気が上がっていた……空調、止まってるんじゃないか?
というぐらいに。
 一時間も立たないうちに、「黄金樹」は売り切れ。それと前後するように人
の波もだんだん沈静化。凄いぞ、モンコレ。
 後から聞いた話だと、元々今回の「黄金樹」は、先行販売数が少なかったと
か。「一週間もしないうちに一般のお店に並ぶから、これだけしか持ってこな
かったんですよ。ほとんどは既に出荷してますから」
 とは、メーカー販売員さんのお言葉。買い損ねた顔見知りの参加者達が可哀
相なので、その事を教えてあげる。みんな嬉しそうにしていた。

# 今年のモンコレ2は……夜間だけなんですが、この混雑を思い出すと。
# 「何時から」という区切りを設けるはず……、たぶん。

 その後、整理券を配る手伝いをして受け付けで過ごし、残る午後はずうっと
会場内を見回り、当日参加者達の撤退時刻までそれを繰り返す。

 その最中、「深沢美潮と仲間達」のイベントで入り口警備。
 このイベントは凄かった……深沢さん御当人をはじめ、水野さん、あかほり
さん、金澤さん、声優の今井由香さん。豪華メンバーでピクショナリー(ゲス
ト達がホワイトボードに絵を書いて、参加者達がそれがなんなのか当てていく
というもの)を遊び、その合間に友野さんまで乱入。爆笑トークが展開。
 その雰囲気に思わず引き付けられて、竹の間入り口から中を覗き込む人多数。
押し入ろうとした人がいたので丁重に辞退願う。
 このイベントのイメージが強すぎて、ここ近辺の時間の記憶は特に希薄(苦
笑)。でも、警備と称してイベントが見れる為、
「スタッフやっててよかった……」
 と思ってしまった至福の一時(笑)。この後、三日目にもう一度味をしめる事
となる。

# 一人ぼっちを味わったわたしの立場は……(笑)

 午後六時をメドに、当日参加者の締め出し……もとい、とにかく退出を促す
仕事。それが終わった後、手の開いている者として呼び集められたのは、虹の
間。なんか今年はここに縁がある。
 そこで、確か
「ここがライブRPG に使われるから、テープで区切って置いてある販売物の警
備して」
 ……ってな事になったんじゃなかっただろうか?
 ぼーっと警備を(椅子に座りながら)やってたけど、熱いライブRPG の熱気を
一緒に味わう事が出来て、楽しかった覚えあり。
 唯一の難点はどうも熱気にあてられたのか、ここの空調がいまいち稼動して
いなかった事。昼間も気になっていたが、どうもあれは気のせいじゃなかった
らしい。

 長引いたライブRPG が終わった後の記憶はほとんどなし……ただ、全体的に
定期的な見回りを繰り返していたはず。夜遅くなってから、
「K島君、君ももう寝た方がいいぞ」
 って言われた覚えあり。


 三日目

 さすがに体力が擦り減ってくる。
 起きたら昨日とおんなじように当日参加者の人員整理、受け付け。後は物販
スペースが開くまでの警備……だったんだけど……
 なにやら、暑い。猛烈に暑い。
 どうも虹の間の空調が不調らしくって、全然温度がさがらない。昨日感じた
事は虫の知らせだったのかも。
 しかし、人がほとんどいなくてこんなに暑いとは……物販スペースの二時間
後が怖い。
 昨日の「深沢美潮と仲間達」で味を占めたぼく、どうせなら興味があるイベ
ントの手伝い&入り口の警備でもしようかと、「ハイパーT&Tドラゴンを倒
せ」にひょっこり顔を出す。他にJGCのスタッフがいなかったので、下心抜
きに準備を手伝う。
 ダイスがごろごろ転がりまくり、非常識な攻撃力が叩き出されるこのイベン
ト、去年は自分も参加したなあと思いつつもその熱い戦いを見守る。

# 2年前はわたしもいました。
# 当日にダイスを30個ぐらい購入していったっけ……
# (持ってきたダイスの数=攻撃力 になるイベント)

 結果、敵攻撃力の総計三倍ダメージを叩き出して冒険者側勝利、ドラゴン敗
北。
「来年はドラゴン三匹かなぁ」
 とのたまう安田先生&北沢さんが妙に印象的だった。
 結局、イベント終了後の片付けまでこなし、見回りに戻る。

 そのさなか、ゲストの方達用の控え室となっている高砂の間にて、JGC最
強のゲストの一人と接触。交戦状態……もとい、第一種接近遭遇。
 その相手とは、深沢さんの娘さん。どうもあの部屋に入ったのが運の尽きだっ
たらしく、その場にいたマンガ家の金澤尚子さんに
「遊んであげて」
 と頼まれてしまった。とりあえずしばらくの間遊び相手を務める羽目に。
 どちらかといえば子供は好きなのだが、JGC三日目という疲労が問題あり。
適当な所で解放してもらう。が、その後、何故かもう一度同じ事を……

 あとはJGC終了間際まで、見回りと早くも片付け作業。菊の間が閉会式の
会場になり、閉会式が終わった後、参加者達の退出と本格的な後片付けに奔走
する。
 その合間に見た参加者達の満足げな、しかしどこか寂しそうな顔が印象的だっ
た。……どんな気持ちでいるのかが、痛い程にわかるから。
 そしてゲストの方々にも挨拶。やはり、みなさん同じような顔をしている。
笑っていても、どこか湧き出ているものがある。
 祭りの後。つまりはそういう事なのだろう。ぼくも同じ気持ちだ。

 全ての作業完了後、アルバイトスタッフ全員が集まり、解散。

 ……最後に残った問題は、帰りがけに降り出した豪雨に疲れきった身体が持
つかどうかという事だったが。

(終わり)

編集:山村光弘/みひてぃ(JGC2000アルバイトスタッフ)
  ご意見、ご要望などは mihity@mihity.com までお気軽に。


語り部最新情報
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語り部全般:
 震災発生の難易度をどう考えるか、特別で繰り返せない結果の判定ができな
いこととその対処、などの話題が出てます。


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2000/07/29
 Ars Magica のサプリメント
http://www.na.rim.or.jp/~raoul/arsmagica/reviews/rev_ordonobilis.html
Ordo Nobilis の一口レヴュー(前半)
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リンク
 を修正。

2000/07/10
 D&Dのキャンペーンシナリオ「Night's Dark Terror」 の
http://www.trpg.net/user/raoul/rpg/playreport/DD20000708.pdf
プレイレポート
 を掲載(PDF)。ネタバレ満載。

2000/07/02
 「Ars Magica 奮闘記」に,
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「魔術!魔術!魔術! (2)」
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先日の掲示板より
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TRPG座談会
 の各種掲示板より、最新の話題を要約紹介してみます。

http://www.mahoroba.ne.jp/~furutani/trpg/GURPS_1.html
GURPS雑談所(全般)
 ハウスルール・改造関係の話題で盛りあがっています。


http://www.trpg.net/rule/Wizardry/log/FREE/005.html
ウィザードリィRPG雑談所 LOG 005
 として1999年12月13日から2000年08月02日までのログを切り出しました。


同人誌即売会情報
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http://www.mahoroba.ne.jp/~furutani/trpg/COMIKE.html
同人誌即売会雑談所
 より宣伝告知を転載します。


http://www1.u-netsurf.ne.jp/~v-ko/SCARRED/
SCARRED 2ndRefined !! / fullshow@trpg.net 古荘キヨノ

 SCARREDの新しいルールブックを1年ぶりにお届けします!
 古荘キヨノが発売するルールブックとしては最後の作品になります。
 ぜひこの機会にお求めください。

 本のタイトルは「SCARRED・2nd Refined」
 お値段は通常で 2,200 円。
 前のルールブックもしくはシナリオ集を持っている方は、割引特典を受けら
れる可能性があります。(詳しくはコチラ)
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~v-ko/SCARRED/Feature/Feature!.html
 売り出し日時は 8月12日(土)
 場所は 夏のコミックマーケット・西地区 て-01ab。
 サークルは「ジオ亭通信社」さん(委託販売)
 古荘キヨノ本人も売り子として参加します。

 今回もチャート集などの付録がつきます。本体の本だけじゃありません!
 オリジナルタロットカードは前回と同じものですが、各自で切り取って使っ
ていただくような形になると思います。

 また目玉であるポジションのページの見本のPDFもあります。どうぞご覧く
ださい。
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~v-ko/SCARRED/Illust/Ditective.pdf
探偵/ディテクティヴ
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~v-ko/SCARRED/Illust/Soultaker.pdf
覇魂者/ソウルテイカー

 さてこの夏“ヴァンパイア・ザ・マスカレード”が発売されることとなり、
喜ばしい限りですが、もともとSCARRED は当時未訳だった同ゲームを“分かり
やすく噛み砕いたような”作品ということで作成されました。
 もし“ヴァンパイア・ザ・マスカレード”に興味をお持ちの方は、
 1度騙されたと思って参照されてみてもソンはないと思います。
 ちなみにSCARRED は“ヴァンパイア・ザ・マスカレード”の筆頭翻訳者であ
る徳岡氏に、特殊能力の英訳の一部をお願いしていたりする経緯があります(笑)。
旧ルールブックにはキッチリ名前が載っていたりします。


TRPG.NET日記
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http://www.trpg.net/
TRPG.NET
 TRPG愛好者専用のサービスプロバイダ TRPG.NETの現況を報告します。

 ここのところ順調に読者数が増えていて、ありがたい限りです。


TRPGな一言:ストーリー維持ゲーム
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http://www.trpg.net/ron/thought/
 気楽な問題提起などを書いております。

 ストーリー指向のプレイスタイルというものがあります。これが具体的にど
ういうものであると考えるべきか、いまいち良くつかめていなかったのですが。
これが特定の展開を再現することを目的とする――望んでいる結末と、望んで
いる経緯を再現する――ためのゲームであると考えると。ストーリーを理想の
展開に維持することを目的としたゲームであると考えることができるのではな
いでしょうか。
 しかしストーリー指向というと、プレイヤーの望んだ結果を生成するための
ルール的権限を提供するという方法になりやすいような気がしますが。ストー
リー維持ゲームととらえるのであれば、ゲームシステムがストーリーを再現し
てはならないと考えることもできるかもしれません。
 予定された展開をなぞることだけであれば、それが目的としてプレイヤー間
で共有されているのであれば放っておいても達成できるわけで。予期された展
開のための行動にリソースをつぎ込ませるのは、手間をかける作業になるよう
な気がします。だからルールレスなんて言いだすわけですね。
 むしろストーリー維持ゲームにおいては、ゲームシステムはストーリーから
自動的に逸脱させる機能を果たして。プレイヤーはその逸脱にどう対処するか
を考え、工夫することを楽しめるようにすると考えると、良いのかも知れませ
ん。

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