語り部日報:アキトのリプレイ雑考:第十七回

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TRPG情報誌 語り部日報:アキトのリプレイ雑考:第十七回
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 本号は週刊連載掲載号です。

アキトのリプレイ雑考:第十七回『リプレイを作ってみよう!(14)』
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 アキトさんが「リプレイ」についてあれこれ考えたことをお届けする連載で
す。毎週火曜日号に掲載されます。


用途を絞り込む
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アケト  :(紙を見て)……この5つのリプレイの用途を、
     :「メイン1つにサブ2つ」にまで絞り込むのかぁ。

  リプレイの用途 : TRPGの紹介
          : システムの紹介
          : TRPGプレイの見本
          : ルール運用の見本
          : 読み物としての面白さ

おねいさん:そんなに難しく考えることはないわよ。
     :どんな人に読んでもらいたいかを思い浮かべて、
     :考えてみましょ。
アケト  :はーい

おねいさん:アケトはどんな人に読んでもらいたいの?
アケト  :んと、フォーチュンクエスト(FQ)のことは知ってるけど、
     :TRPGはあまり遊んだことがない人とかに読んで欲しいの。
おにいさん:ふん、すると「システムの紹介」「TRPGプレイの見本」
     :あたりが入るんだろうな。
アケト  :あ、あと「ルール運用の見本」も入れたいな。
おねいさん:……これで3つ、と。結構あっさりと決まったじゃない。
     :あとは、どれをメインにすえるかね。

アケト  :うーん……やっぱり「システムの紹介」かな。
おにいさん:そいつがしっかりしてないと「ルール運用の見本」が意味を無く
     :しちまうからな。いーんじゃないか?
おねいさん:そうね。これぐらい準備したら、いよいよセッションと録音ね。

セッションの収録
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アケト  :録音するときに気を付けることってある?
おねいさん:うーん、細々した事はいくつかあるわね(紙に書きはじめる)。

 ・収録用の記録媒体(ディスク)は多めに用意し、事前に番号を付けておく。
 ・着席位置を声の撮りやすさで決め、位置関係をメモしておく。
 ・セッションだけでなく、キャラメイクも撮るようにする。
 ・記録担当は、GMにディスク交換までの残り時間を伝える。
 ・セッション終了後に、セッションについての気軽な座談会を行う。
 ・セッションで出てきた固有名詞については、記録担当がGMに確認をとる。

おにいさん:ほー、結構あるんだな。
おねいさん:なにも全部をやらなきゃいけないってわけじゃないけどね。
     :でも、こういうことやっておくと後が楽になるわ。

アケト  :ねー、「座談会」ってどんな話するの?
おねいさん:あ、堅苦しい話じゃないのよ。
     :みんなで「あのシーンでの行動では何を考えてたか」とかを
     :聞き合っとくとかね。あとはGMがセッション中、どんな風に
     :考えてたとかもアリよね。
アケト  :先月のセッションで、終ったとこでGMさんが「あの場面で○○が
     :無茶するから、焦ったよ」とか言ってたけど。そんなのかな?
おねいさん:まぁ、そんなカンジね……あら、おにいさんどうしたの?

おにいさん:……忘れてるかもしれんが、それを言ったGMは、俺だ。
     :ついでにいえば、その人騒がせなプレイヤーは……
アケト  :(青ざめる)……じゃ、じゃあボクもう帰るねっ!

 駆け出す音がし……暗転。


(次回『リプレイを作ってみよう!(15)』につづく)


筆者ページ:アキトの隠し部屋 http://www.trpg.net/user/akts-secretroom/


sfよりコメント
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 「TRPG情報誌 語り部日報」編集者より。


 目的の絞り込みのためには、たしかに想定読者を考えることが大切ですね。
 ちなみに、抜けの無いように記録媒体を交換するためには、タイマーを用意
してテープやディスクの記録時間より少し短めにセットしておくと安心です。

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