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TRPG情報誌 語り部日報:ゲームの深層0003
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ちょっと一言
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おひさしぶりです。放置すると(ゲームの深層が)廃刊なので、復活させてみ
ることにします。
結局のところは、約束したようには継続的に発行できませんでしたが、まあ
のんびりと。
カテゴリワード
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・コンベンション
・プレイスタイル
考察0003:内輪で遊ぶのとコンベンションは別のゲームである
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初出:日刊TRPG総合メールニュース 語り部日報
1998/07/29:内輪とよそ行きのセッション異なるゲームだ
を増補改定したものです。
不特定多数と遊ぶコンベンションでの一回きりのプレイと、仲間うちでの継
続的なプレイとでは、ゲームとしての性質が全く異なるんですよね。
どこまで準備する必要があるか、相手への対応や話題が共有しやすいか、そ
して暗黙の了解(文章か・言語化されていない、ああ来たらこう出るという定
石のようなもの)に基づいた選択結果に関する理解度の相違、キャラクターに
対する愛着の程度やキャラクターへの理解の相違。
ルールの機能のしかたなんかも違いますよね。
キャンペーン向けのルールが根幹に食い込んでいる場合……たとえば経験点
によりプレイへの報奨と動機づけを行うシステムなんかは、単発では実効とし
ては機能しませんよね。プレイのしかたの制約・誘導として用意している場合
もありますが、どうせキャラクターも使い捨てだと思えば、プレイのしかたも
変わってきてしまいますし。
逆にまあ、最近多いようなクライマックスを抽出したようなゲームシステム
や、過去についての設定をゲーム的に生成するようなシステムは。そこまでの
話・プロセスを積み上げて共有する必要がない分、コンベンション向けのゲー
ムルールとして機能しやすいでしょう。逆にいえば、そういった事件や話を積
み上げていきながらのビルドアップストーリーには向いていないことが多いだ
ろうと思います。
でまあ、今となっては実際のところ、この二つってゲームとしては別のモノ
として考え、デザインする必要はあるんでしょうね。それはまあ、幾つかの工
夫で両方ともでうまく動作するゲームシステムは作れるでしょうけど。
プレイスタイルなどとも言われるような「TRPGとはどんなものなのかという
認識」そのものが、どちらで育ったゲーマーかによって違ってしまうように見
受けられます。
補足解説:TRPGコンベンション
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TRPGを知らないひとにもわかるように、キーワードや概念の解説を加えて、
より一般的なゲームなどに広げて考察してみます。
コンベンションといえば、普通の人は見本市や学会、展覧会などを想像する
ことが多いと思います。たいてい大規模なものですね。
しかしTRPGにおけるコンベンションとは、会議室などを借りて「不特定多数」
のゲーマーが集まり、半日から一日くらいかけて遊ぶというイベントです。
見本市などとの共通点:
・ある関心分野の不特定多数が集まる
・会場を借りて行う
見本市などとの相違点:
・人数が少ない
・一般にサークルなどが同人的に主催する
サークル活動との共通点:
・同じ趣味を持った人間が遊ぶ場である
サークル活動との相違点:
・参加者を広く募り、メンバーが固定されない
・少なくとも建前上は一期一会で継続して遊ばない
現在のTRPGではあまり活用されているとは思えませんが、実際に遊べる場を
用意して「こう遊ぶんだ」というのを広めるというのは、おもちゃ会社なども
良くやっていますよね。そういう方向でのコンベンションのようなものの活用っ
てのは、多人数ゲームにおいては有用だと思います。
読者相談室のご案内
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できる限り解説などはしているつもりですが、概念的に理解しにくかったり、
知らない用語や前提があるように思えたりすることがあると思います。また、
これこれを解説してくれ、これこれについてどう思うか、などと思われるかた
も出てくるかと思います。
そこで本誌では、読者相談室と題しまして、読者からのメールとその返事を
掲載する欄を儲けようと考えています。
10行以内の簡単な質問に、掲載時のペンネームと簡潔な立場(無くてもかま
いません)を添えて、題名に[ゲームの深層読者相談室] と書き、 sf@trpg.net
へとメールでお願いいたします。
** 例 **
ペンネーム:foo
立場:TRPGってなんですかな演劇人
質問内容:
シナリオって台本でないんでしょうか。読んでもさっぱりわかりません。
ペンネーム:bar
立場:小学校教師
質問内容:
ゲームを道徳教育に生かせる部分は何かあるのか教えて欲しい。
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