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TRPG情報誌 語り部日報:千字シナリオ:「手のなる方へ」
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本号は随時掲載のシナリオ号です。
千字シナリオ:「手のなる方へ」
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http://www.trpg.net/scenario/1000/
第八回公募テーマ「鬼」の投稿です。投稿お待ちしております。
題名:手のなる方へ
作者:EL。
分野:現代物
事件:
「野犬による子供の惨殺事件」が報道された次の日、PCの元に幼馴染が尋ね
てきます。
彼は今報道されている事件の目撃者で、それによると、子供は野犬ではなく、
鬼に食われたのだというのです。しかも、その鬼とは、彼らが子供の頃、目隠
し鬼で遊んでいた際に不慮の事故で死んだ、友達の姿をしていたというのです!
PCは、この事件の真相を突き止め、鬼退治を行うことになります。
真相:
事故死した子供の霊は、遊び場にしていた広場の祠に封じられていた鬼に操
られています。鬼は子供の霊をだしに、広場で遊んでいる子供を攫って食べて
いるのです。
解決:
子供の霊を成仏させる場合、昔一緒に目隠し鬼をした仲間を集めて鬼ごっこ
を再開することになります。鬼を決めず「鬼さんこちら」と手を叩いていると、
何れ目隠しをしたままの子供の霊が現れます。誰かに鬼役を交代させて子供の
霊から目隠しをとり、自分が死んだことを分からせる必要があります。
鬼は、祠の中に鬼の本体が封じられていることを突き止め、これを封じ直す
か、破壊すれば退治できます。
進行:
子供の霊を先に浄霊させた場合、その場で鬼が具現化し、誰かを取り込もう
と襲い掛かってきます。
鬼を先に退治し、かつその後放って置いた場合、子供の霊の目撃話がやがて
その地方に広まります。
鬼を退治し、子供を浄霊させたときのみ、このシナリオは成功したものとみ
なします。
障害:
・鬼は子供の霊を利用しているため、PCは鬼の正体が子供の霊であると誤解す
るかもしれません。
・遊び仲間はあと3人いますが、
一人は怖がって鬼ごっこを続けることを拒否します。
一人は既に死んでいます。しかし、その人物の子供時代に瓜二つの甥が代役
を勤められます。 (実は彼には叔父の霊が憑いており、子供の霊をあの世へ案
内する役目を自任しているのです)
一人は冒険家になっており、消息不明です。探し出す必要があります。
・PCの調査は鬼に勘付かれており、様々な邪魔が入ります。 (例えば昔の面子
の内のひとりを殺そうとしたり) また鬼は本体を滅ぼさない限り、倒してもす
ぐに復活してきます。
援助:
子供を成仏させる為に鬼ごっこを再開してみてはどうか、という案をPCが出
さなければ、事件目撃者の幼馴染が提案してきます。
事件が起きた地域をよく調査することで、鬼にまつわる伝承や、退治方法を
知ることができます。
sfよりコメント
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「TRPG情報誌 語り部日報」編集者より。
ゲームマスター的には、意味二重なところを生かしてミスリードしたり、裏
をかいたりするのが面白くしどころでしょうか。
現代オカルト系では、どれでもシステムなりに料理しやすいと思いますが、
PCへの動機づけが弱くなりそうなのに注意したほうがいいかな。
奥付
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